KTC大学連携型地域知財モデル事業

平成29年度 第二回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:ベンチャー)

筋骨格系への負担を測定するウェアラブルセンサ

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新技術の概要(発明のポイント)

関節角度を測定するウェアラブルセンサと,床反力を測定するセンサを組み合わせ,さらに関節荷重や筋力といった身体負担までを推定し,日常生活動作中の長時間にわたって記録するものである.これにより,看護師・介護士などの肉体労働者に多い腰痛などの労働災害について,作業計画の改善につなげることなどが期待できる.

従来技術・競合技術との比較

従来のウェアラブルセンサは,関節角度の測定,床反力の測定のそれぞれが単一のシステムであった.また,筋力や関節荷重の推定ソフトウェアは複雑で,それゆえに高価であった.

新技術の特徴

関節荷重や筋力などの身体負担の推定には,いくつかの仮定を要する.これらについて,外力の測定,関節運動の解析や筋機能の考察をもとに,関節角度から参照できる単純なパラメータとして用意する.

想定される用途

・労災を軽減する作業計画,作業改善
・在宅リハビリテーションの評価

特許情報

[出願番号]-

[出願公開広報の発行状況]未発行