KTC大学連携型地域知財モデル事業

平成30年度 第一回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:ものづくり関連技術)

無人搬送車走行ガイドシステム

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新技術の概要(発明のポイント)

本技術は、通常、照明として使われているLED照明で周波数変調されたLED照明と、向きを変えられるPSDカメラを搭載した搬送車を使って、無人で走行できるようにした無人搬送車の誘導システムです。また、自走ロボットにも応用できます。

従来技術・競合技術との比較

無人搬送車は、走行誘導として磁気誘導方式・ジャイロ誘導方式・レーザー誘導方式などが使われており、LED照明を利用した方法はありません。従来方式は、生産ライン・レイアウトの変更に磁気テープ等の貼り直す作業が必要となります。本技術は、プログラムを変更するだけで、特別な作業は発生しません。

新技術の特徴

・高精度の位置検出が可能。
・任意の走行ルートを簡単に設定可能。
・走行ルート変更時にプログラムを変更するだけで特別な作業は不要。

想定される用途

・自動車製造工場の無人搬送車の走行誘導
・病院内の自動搬送ロボットの走行誘導

特許情報

[出願番号]特願2016-210251

[出願公開広報の発行状況]発行済