平成29年度 第二回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:ベンチャー)
【日時】【会場】
新技術の概要(発明のポイント)
ビニールハウスを構成する管(パイプ)に温水または冷水を流すことで、ビニールハウス自体がハウス内の温熱環境(冷暖房)をコントロールできる熱交換器である。小型化すれば局所的な温度制御が可能であり、温度管理のシビアな付加価値の高い作物の栽培に適している。
従来技術・競合技術との比較
従来のビニールハウス給湯暖房では、温水配管が作物に触れないように設置しないといけないため配管スペースに制約があり、また配管自体が作業の邪魔になる。また配管を必要としない温風暖房では温風の入口側と出口側で温度差が生じ、生育にむらが生じる可能性がある。
新技術の特徴
・ビニールハウス自体がハウス内の温熱環境(冷暖房)をコントロールできる熱交換器である。
・場所による加熱・冷却のむらが少ない。
・小型化すれば局所的な温度管理が可能。
想定される用途
・付加価値の高い作物の栽培用ビニールハウス
・小規模農家用ビニールハウス(ネット販売も可)
・家庭菜園用ビニールハウス(ネット販売も可)
特許情報
[出願番号]特願2014-217469、特開2016-082906
[出願公開広報の発行状況]発行済