KTC大学連携型地域知財モデル事業

平成28年度 第二回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:ベンチャー)

非接触型セキュリティシステムに展開可能な自己装着カメラを用いた指文字認識システム

新技術の概要(発明のポイント)

ユーザが胸部に取り付けたカメラとコンピュータで自分の手で作る指文字を認識する発話障害者の意思伝達システム。本システムは、指文字だけでなく指の形状および指の動作を認識することが可能で、用途として発話障害と健常者間のコミュニケーションや指文字から多言語への変換が想定される。

従来技術・競合技術との比較

ユーザが自分の身に付けたカメラで自分の手形状を認識するというアイデアに新規性がある。また指文字・手話認識システムとしては、従来システムとは異なり、ユーザがシステムを自分で持ち歩き、どこででも使えるという点に優位性がある。

新技術の特徴

ユーザの自作指文字による非接触型セキュリティ(なりすまし防止)システム。本システムは存在していない指文字(指の形状・動作)による表現及び利用者個人の形状表現が特徴となり、IDカードやパスワード認証よりも、なりすましや盗用されにくい。

想定される用途

・発話障害と健常者間のコミュニケーション
・指文字から多言語への変換
・SNS上の非接触入力可能なコミュニケーションツール

特許情報

[出願番号]特願2011-125394、特許5846552

[出願公開広報の発行状況]