KTC大学連携型地域知財モデル事業

平成28年度 第二回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:ベンチャー)

あらゆる形状の機器に密着する力分布センサ

新技術の概要(発明のポイント)

情報機器からロボットや自動車、航空機の筐体や部品などあらゆる形状の物体表面を被覆する力分布センサ。圧電材料を対象表面にスプレー塗布してセンサを作成する。用途として、ロボットスキン、モバイル・ウェアラブル機器の入力インタフェース、モノの物理接触を取得するIoTセンサ、産業用高精度感圧センサなどが想定される。

従来技術・競合技術との比較

従来技術では平面のセンサーしか構築できないが、本技術では立体の物体表面にセンサーを直接形成することが可能であり、あらゆる形状に密着した力分布センサを構築できる。 
また、数十cm規模の大面積圧電膜センサを実現できる。

新技術の特徴

・物体表面に直接デバイスを形成することであらゆる形状に密着する力分布センサを実現
・数十cm規模の大面積圧電膜センサを実現可能

想定される用途

・ロボットの全身を覆う皮膚センサ
・車や航空機等の表面に加わる風圧分布測定 
・日常のあらゆる機器表面に加わる力分布測定

特許情報

[出願番号]-

[出願公開広報の発行状況]