KTC大学連携型地域知財モデル事業

平成27年度 第三回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:農業)

有機廃棄物の燃焼炉

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新技術の概要(発明のポイント)

堆肥を燃料とした燃焼ボイラーの構造について、内筒、外筒の2槽構造にして旋回流と併せて上向流を加えることにより、炉内の堆肥を乱流させて燃焼効率が向上し、800℃以上の高温状態での連続運転が可能となる燃焼炉に関するものである。

従来技術・競合技術との比較

従来、堆肥を燃料として使用する炉、及び炉を設計されること事態なかった。
また、堆肥の含水率が高いので、このような状態の材料を如何にして、燃料として燃焼させるかが問題であった。

新技術の特徴

・含水率が高い(現場で発生する堆肥)堆肥でも、燃料として燃焼させることができる。
・低熱源(2000kcal/kg)程度の材料を燃料として使用できる。
・木質バイオマスを燃料としても使用できる。
・有機系廃棄物(含水率が40%程度まで)であれば、燃料として使用できる。

想定される用途

・畜産業
・環境分野
・林業分野(木質でも燃料として燃焼できるため)
・産業廃棄物処理業
・温泉業(木質でお湯が生成できるので)

特許情報

[出願番号]特願2012-247693(特開2014-95517)

[出願公開広報の発行状況]発行済