KTC大学連携型地域知財モデル事業

平成27年度 第三回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:農業)

より簡単に作業性良くロープを固定する固定具

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新技術の概要(発明のポイント)

農業・畜産業・水産業のあらゆる場面で,ロープを使った作業(ネットの固定など)が行われる。本発明は,ロープを簡単に作業性良く固定するために開発したもので,摩擦力を利用した設計により,簡単な作業でロープを強固に固定し,緩みを防ぐことできる。

従来技術・競合技術との比較

従来品は,ロープ固定具の孔にロープを折り曲げた状態で通し,孔に通されたロープの端部をロープ固定具に引っ掛けることでロープを固定するため,手間がかかり作業性に劣る。本発明では,ロープ固定具の溝(ガイド)にロープをはめるだけの簡単な作業で,ロープを強固に固定できる。

新技術の特徴

ロープを固定する部分の設計を活用することで,支柱の先端にかぶせるタイプ(キャップタイプ),支柱と一体化したタイプ(支柱タイプ)といったバリエーションが可能である。

想定される用途

・獣害対策や防疫対策のネット張り,ロープ張り
・田畑,果樹園,家庭農園,家庭園芸でのネット張りやロープ張り
・このほか,ロープを張って固定するあらゆる場面で活用可能

特許情報

[出願番号]特願2013-023319,意匠登録第1500762号

[出願公開広報の発行状況]発行済