平成27年度 第三回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:農業)
【日時】平成28年2月9日(火)13:00~17:15【会場】ホテルタイセイ2号館 鹿児島市中央町4-32
新技術の概要(発明のポイント)
農業・畜産業・水産業のあらゆる場面で,ロープを使った作業(ネットの固定など)が行われる。本発明は,ロープを簡単に作業性良く固定するために開発したもので,摩擦力を利用した設計により,簡単な作業でロープを強固に固定し,緩みを防ぐことできる。
従来技術・競合技術との比較
従来品は,ロープ固定具の孔にロープを折り曲げた状態で通し,孔に通されたロープの端部をロープ固定具に引っ掛けることでロープを固定するため,手間がかかり作業性に劣る。本発明では,ロープ固定具の溝(ガイド)にロープをはめるだけの簡単な作業で,ロープを強固に固定できる。
新技術の特徴
ロープを固定する部分の設計を活用することで,支柱の先端にかぶせるタイプ(キャップタイプ),支柱と一体化したタイプ(支柱タイプ)といったバリエーションが可能である。
想定される用途
・獣害対策や防疫対策のネット張り,ロープ張り
・田畑,果樹園,家庭農園,家庭園芸でのネット張りやロープ張り
・このほか,ロープを張って固定するあらゆる場面で活用可能
特許情報
[出願番号]特願2013-023319,意匠登録第1500762号
[出願公開広報の発行状況]発行済