KTC大学連携型地域知財モデル事業

平成27年度 第三回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:農業)

生鮮食料品の微弱電流印加による長期保存

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新技術の概要(発明のポイント)

細胞そのものに特殊な電気エネルギーを与える事で、細胞の活性度(cell viability)を高めて細胞の自己崩壊となる細胞死のアポトーシス(プログラム細胞死)を抑え、酸化による細胞死のネクローシス(壊死)を抑える事を、分子生物学的手法によるDNA評価を繰り返して検証し、その再現性を含めて確認した。

従来技術・競合技術との比較

磁場等が関与すると宣伝する類似製品(細胞凍結保存効果など)はあるが、英文学術誌で論文発表された、科学検証を経た技術でない。

新技術の特徴

食品(生肉や野菜など)の生鮮保持(共同出願者担当分野)に加え、細胞・組織・臓器保存や培養・運搬などにも応用可能。

想定される用途

・生鮮食料品の保持効果
・絶対温度設定を超低温に設定する必要なくコスト軽減
・医療分野転用

特許情報

[出願番号]特願2012-553616(2013年移行)、(PCT国際出願)・PCT/JP2012/000252、(移行番号、出願番号) ・米国:13/993,832  ・欧州:12736365.3  ・台湾:101102154   ・韓国:10-2013-7008840 

[出願公開広報の発行状況]発行済