平成27年度 第三回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:農業)
【日時】平成28年2月9日(火)13:00~17:15【会場】ホテルタイセイ2号館 鹿児島市中央町4-32
新技術の概要(発明のポイント)
放置竹林は大きな社会問題であり、竹を燃料として利用するとこの問題の解決とCO2排出問題の解決に寄与する。しかし生竹は含水率が高い等燃料とし不適切であった。生竹をボイラーの余熱で乾燥させながら連続燃焼させる装置を開発した。また燃焼条件の適切化によってクリンカの発生も防止した。
従来技術・競合技術との比較
木質ペレットの燃焼装置は、多く見られるが、生竹の燃焼は困難であり、バイオマスボイラーの燃料としての生竹の利用については過去に成功例が無く,新しいチャレンジであるため競合はしない.
新技術の特徴
粉体工学に基づく『粒子の浮遊高さ』に着目し,チップ化した生竹を,垂直方向にエアレーションさせながら乾燥させることで,自動乾燥および自動分別まで出来るシステムを開発した.
想定される用途
・農業用ビニールハウス用ボイラ
・源泉温度の低い温泉や温浴施設などでの追い炊き用ボイラ
・比較的平野部に管理竹林を作ることにより,純国産のエネルギーの創生
特許情報
[出願番号]
[出願公開広報の発行状況]未発行