平成27年度 第二回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:フーズ・メディカル)
【日時】平成27年12月3日(木) 13:00~17:00【会場】くまもと県民交流館 パレア 10階
新技術の概要(発明のポイント)
数nmの超平滑面と数十nmのテクスチャパターンを形成する方法を紹介する。材質に制限が少ない。機械部品の摺動面や金型の表面処理、ならびに細胞培養基板の改質などに適用可能である。
従来技術・競合技術との比較
従来のラッピング手法にトライボロジーの考え方を取り入れた加工条件を付与したり、連続的な砥粒によるエロージョンを発現させたりする手法を使うため、金属・セラミックス・樹脂(ポリマー)などへの表面テクスチャリングが可能である。
新技術の特徴
・テクスチャリング対象材料の範囲が広い(エッチングができないもの、熱に弱いもの、柔らかいもの、などへの対応できる)
・設計通りのパターニングが容易
・同じ材料でも親水性や疎水性の特徴を微調整することが可能
想定される用途
・軸受表面加工への適用によるトライボロジー特性の改善
・金型表面加工への適用による品質・メンテナンス性の改善
・生体適合性材料への適用によるインプラント・細胞培養の状態改善
特許情報
[出願番号]特願2014-138065
[出願公開広報の発行状況]未発行