KTC大学連携型地域知財モデル事業

平成27年度 第一回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:ヘルスケア)

体内に挿入可能な5指ロボットハンドと低コストデータグローブ

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新技術の概要(発明のポイント)

センサーグローブをはめた人の手の動きにあわせて動くロボットハンド
1.世界最小の5本指ロボット
2.安価で多自由度を有するセンサーグローブ

従来技術・競合技術との比較

従来のハンドロボットの研究では、①多自由度・ヒトの手と同サイズ、②1指1自由度・ミニチュアサイズ、のいずれかしかない。センサグローブは多数の先行研究と商品があるが、①曲げセンサ型は非常に高価、②3Dカメラ型はオクルージョンが発生、の課題あり。

新技術の特徴

1.独自のヒンジ構造とワイヤ駆動方法により世界最小の5本指ロボットハンドを実現
2. ワイヤを張り巡らせたグローブと、ワイヤ変位の独自の検出方法により、安価な多自由度のセンサグローブを実現

想定される用途

・内視鏡手術ロボット
・工業用マイクロマニュピュレータ

特許情報

[出願番号]米国出願62/211558

[出願公開広報の発行状況]未発行