平成27年度 第一回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:ヘルスケア)
【日時】平成27年11月16日(月) 13:00~17:00【会場】福岡県中小企業振興センター 301会場
新技術の概要(発明のポイント)
大腸内部の状態は、正常便、硬便(直腸性便秘)、ガス蓄積、軟便(弛緩性便秘)の4つに大別できる。本技術は、通常の超音波診断装置で得られる画像および信号を分析し、大腸内部の状態の評価を行う手法である。
従来技術・競合技術との比較
現在、療養者のケアでは主に触診や聴診が行われているが、大腸内部の状態を定量的に評価できる指標は存在しない。最近、本技術と同様に超音波を用いた排泄予知ウェアラブル「DFree」が注目を浴びているが、こちらは機能は排便時間を予知するのみである。
新技術の特徴
・特別な装置の改造は必要ないため、現在市販されている診断装置への組み込みが容易
・少しの計算量で効果的な評価が可能なため、リアルタイム診断も可能
想定される用途
・高齢者や療養者の排便コントロールのための診断
・乳幼児の排便コントロールのための診断
特許情報
[出願番号]特願2015-78096
[出願公開広報の発行状況]未発行