平成27年度 第一回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:ヘルスケア)
【日時】平成27年11月16日(月) 13:00~17:00【会場】福岡県中小企業振興センター 301会場
新技術の概要(発明のポイント)
アレルギー様疾患の発現時、被験者血清やリンパ球と被疑薬剤との培養上清に対する細胞動態において、健常被験者での動態との間に明確な違いが認められることから、アレルギー発現の迅速診断や被疑薬剤の同定が可能であることを見出した。このとき検査に必要な時間は、最大2時間程度と迅速に結果が得られることも判明した。
従来技術・競合技術との比較
生体外検査のため、被験者に対するアナフィラキシーなど予期せぬ侵襲を与えない。症状発現時にアレルギー疾患か否かの迅速な診断が可能。DLSTなどにより高精度であり容量依存的な反応も想定できる。
新技術の特徴
検体量が微量(~2μL)でよく被験者への負担が少ない。被験者細胞との被疑薬剤の反応性を見る個別診断が可能。薬剤投与量前の事前診断や食品等薬剤以外にも使用可能。
想定される用途
・迅速なアレルギー検査方法
・アレルギーの原因同定方法
・アレルギーの事前検査方法
特許情報
[出願番号]PCT/JP2014/053259
[出願公開広報の発行状況]発行済