KTC大学連携型地域知財モデル事業

平成27年度 第一回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:ヘルスケア)

読唇技術を利用した肢体不自由者向けテキスト入力システム

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新技術の概要(発明のポイント)

本技術では、利用者の口の形状を基に、文字の母音成分を検出し、一つのキーのみで操作可能にすることで利用者の負担を抑制して文字列を入力する文字列入力装置を提供する。

従来技術・競合技術との比較

競合技術は、子音の文字を入力する際、複数のキー操作や1文字ごとのキー操作、あるいは頭部の動きなどが必要であり負担が多い。本技術は一つのキーのみで操作可能であり、利用者の負担を抑制可能である。

新技術の特徴

本技術では、利用者の口形に対応する母音検出、母音成分からなる文字列データベースの利用、オートスキャンによる文字列の指定、一つのキーのみによる操作、が特徴である。

想定される用途

・音声認識用インターフェースの代用
・手指に障害をもつ人の文字入力装置

特許情報

[出願番号]特願2015-108708

[出願公開広報の発行状況]未発行