平成27年度 第一回KTC大学合同新技術説明会(テーマ:ヘルスケア)
【日時】平成27年11月16日(月) 13:00~17:00【会場】福岡県中小企業振興センター 301会場
新技術の概要(発明のポイント)
起立訓練は、自主トレーニングにより行われているが、起立動作自体が下肢筋力の不足のため実施できない患者がいる。その場合、臥位や座位でしか筋力トレーニングが出来ないため、単関節の運動となり、作用する筋が少なくなる。その部分を補う訓練ロボットとして、せき損患者を主な対象に起立・着座の訓練を可能とする。
従来技術・競合技術との比較
従来装置は、両脇を抱え上げる動作により、起立訓練するものであったが、本装置では、臀部を下から持ち上げる機構としたため、患者の負担が少なく、より自然な立ち上がり訓練が出来る点で優位性がある。
新技術の特徴
せき損患者の不足する筋力をアシストしながら、起立運動を繰り返し行う。各患者に合わせた理想的な立ち上がり動作軌道となるよう、アシスト量や起立速度等は調節可能である。
想定される用途
・医療機関等でのリハビリ
・住宅でのリハビリ、予防訓練
特許情報
[出願番号]なし
[出願公開広報の発行状況]未発行